「柔道する心」説き聴衆魅了 ~古賀総監督が岡山で講演

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  • 2013.09.20

岡山県文化のつどい(岡山県文化連盟主催)が9月19日夜、岡山市北区天神町の天神山文化プラザホールであり、五輪メダリストで本学女子柔道部の古賀稔彦総監督が講演、「柔道する心」を説いて聴衆を引き付けた。

フリーアナウンサー松嶋信之さんと対談する形で話を展開。古賀総監督は7年後の東京五輪について「震災から完全に立ち直った日本の姿を見せなくてはならない。開催に向け選手だけでなく指導者も向上心を持って自己を磨き、臨むことが必要だ」と強調した。その後、IPU女子柔道部での取り組みを紹介。「選手はどうしても東京にあこがれ地方の大学は選手集めに苦労する。それに対抗するためには世界で戦えるだけの指導力を提供、保護者が心配しなくてもいい環境づくりをしている」と強さの一端を披露した。

古賀総監督が特に熱を込めて語ったのは柔道創設者である嘉納治五郎の教えだった。聴衆の女子高校生を壇上に招き、嘉納の教えの柱で最も有名な「精力善用 自他共栄」をホワイトボードに書いてもらって解説。「勝利を追い求めるばかりではなく、ごみを拾い、困っている人がいれば手を差しのべるなど人格を磨いて社会に貢献することが、柔道をする人間には求められている」と聴衆に語りかけ、「世界に発信できる日本柔道でありたい」と結んだ。

 

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