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【キャリアセンター】企業担当者らを招き討論  ~企業と学生つなぐシンポ開催~

  • イベント情報
  • 2013.11.07

「IPU 企業と学生をつなぐシンポジウム」が11月5日、本学で開かれました。
 岡山県内外の約30社の人事担当者らが出席し、パネルディスカッションなどを通じ大学への理解を深めてもらうとともに、参加した学生たちも企業が求めている人材について耳を傾けました。こうしたシンポジウムを本学で開くのは初めてです。

 第1部は体育学部教授で女子柔道部の古賀稔彦総監督が「オリンピック金メダリストが語る、教育とスポーツの融合 ~日本一の選手育成・日本一がんばる人間育成にかける思い~」と題して基調講演しました。

古賀総監督は、
「どんなことにも挑戦し、困難な壁を乗り越える楽しさを知った学生を企業に送り出していきたい」と語りました。


 

女子柔道部総監督、古賀稔彦が語る「日本一がんばる学生の育成」。

 (柔道の全日本学生体重別団体優勝大会、全日本学生優勝大会の初の2冠を達成し)岡山から日本一、うれしく思う。学生は東京にあこがれを持っている。大学を信じ、指導者を信じてやってきた学生に、日本一という夢を実現させることができたことは、大変うれしい。

 開学する前、理事長が私の町道場に足を運んでいただき、「スポーツと教育を融合させる大学をつくる。力を貸してほしい」と誘われた。私は柔道家としてやるからには、嘉納治五郎が唱えた「精力善用 自他共栄」の教えを伝え、「世の中に出て役に立つ学生を育てよう」と決心した。

 開学1年目に勧誘した11人が入学した。私は彼女たちが卒業する4年の間に、日本一になるよう頑張ろうと決心した。そうすることが、(部員たちへの)「恩返し」になると思った。

 強くするための根本的な考えは、「主役は学生、部員」ということだ。社会に出たときに、「あの柔道部でよかったな」と思われる部にすることを目指した。

 主役の学生をどう育てるかは指導者の力量である。試合は選手だけでは決して勝てるものではない。サポートする人も、応援する側も、マネジャーも、全員が一つになり、そして自分の役目、立場が分かれば各自に生きがいも出てくる。自分の役割を精一杯、努力することの重要性を教えることが企業に就職した時にも役に立つ。

 私は、「気配り、心配り、目配り」を大切にしている。部員に対し、どういう存在であるのか、どんな存在になってほしいか―を伝え、困難な壁を乗り越えるための心や体、知識の準備をしっかりすることの意味を考えさせる。そして乗り越えれば大きな喜びに変わる。これからも、どんなことにも挑戦できる学生を育てていきたい。困難な壁を乗り越える楽しさを知った学生を、企業に送り出していくつもりだ。

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