【第72回全日本大学野球選手権大会・1回戦2回戦】

2季連続4回目の出場となった第72回全日本大学野球選手権大会。1回戦は大阪公立大学(関甲新学生野球連盟代表)と対戦いたしました。

大公大 010 000 000 |1

環太大 100 200 03× |6

・バッテリー

中島大(神港学園④) 白水(創成館③) 辰巳(クラーク記念国際③) 徳山(鳴門渦潮③)-田中(駒大苫小牧①)内之倉(早鞆④)

・二塁打

楠本(岡山理大附③)

・三塁打

内之倉(早鞆④)

・本塁打

猿渡 第1号ソロ(創成館③)

この日は試合を動かす大きな一打が飛び出した。1回に一、二塁間を破る適時打を放ち先制点を挙げている猿渡。8回裏、高めに浮いた変化球を捉えライトへの貴重な追加点となる第1号ソロホームランを放った。一方守りでは4回まで全ての先頭打者に出塁を許しピンチを作るが一点に抑え、続く2番手の白水も失点こそ凌いだものの2死満塁の場面を招き4四球と悔しさの残る登板となった。5回から途中出場の内之倉(早鞆④)が中越えの2点適時三塁打を放ち、チームは６-1と快勝を収めた。

最終回、マウンドに上がった徳山(鳴門渦潮③)。この日最速149kmを記録し僅か6球で相手打線を封じ込めた。

チームは４度目の出場にして大会初勝利を飾った。

自チームは開幕戦勝利を飾り、二回戦に駒をすめた連戦の6日。先発マウンドを託された白水(創成館③)は持ち味の鋭いスライダーを武器に相手打線を最少人数に抑え0-0のまま迎えた6回表、この日もリリーフでマウンドに上がった徳山が8回に捕まってしまう。表無死の場面で6番浅野に痛恨の左翼へのソロホームランを浴び先制を許す。1-0で終了した試合だけにその一点は大きな一点となった。

9回裏、二死から2番吉田(生光学園②)がセンターオーバーの三塁打を放ち、打てば同点のチャンス。続く3番楠本(岡山理大附③)は強烈なセンター返しを放つがこの日先発をしている松永に守備で虚しくも阻まれゲームセット。開幕2連勝を飾ることは出来なかった。

昨年の全日本選手権大会では＂ノーヒットノーラン＇という記録を残し、特別な思いを持って今大会に臨み４度目の出場にして初勝利を飾った環太平洋大学。

惜しくも２勝にはあと一歩届きませんでしたが、5年振りに動員となった弊学マーチングバンド部・ダンス部・チアリーディング部の球場を飲み込むパフォーマンスは圧巻だった。

試合結果につきましては、各メディアサイト、並びに第72回全日本大学野球選手権大会一球速報、中国六大学野球連盟HP(過去の試合結果)にてご覧頂けます。

一球速報　https://baseball.omyutech.com/CupHomePageMain.action?cupId=20230005363

中国地区六大学野球連盟