【中距離】
10月27日から29日にかけてコカ・コーラウエストスポーツパーク（鳥取市）で開催された「第40回中国四国学生陸上競技大会」の2日目、女子1500mで山内香苗（体育4・観音寺中央）が4分49秒28で2位に入りました。
序盤から積極的に先頭集団でレースを進めた山内。他の選手が離れていく中でも粘り強い走りで先頭に食らいつき、環太平洋大学の大応援団の目の前、残り300ｍでスパートをかけトップに立ちます。必死で粘りながらもスピードが鈍った終盤、後方から勢いよく追い上げてきた徳山大学の泉選手に惜しくも交わされるも、2位を死守。1年時の中国四国インカレ5位を上回る生涯最高成績で有終の美で飾りました。
山内の1500ｍにおける4分40秒台は、入学直後の大学1年生4月以来。この大会以降は記録も低迷し、昨年のこの時期には5分10秒台まで記録は落ち込みました。最終学年を控えた今年の冬は一念発起、弱点克服のための新たなトレーニングも導入。それでも5月の中国四国インカレでは13位に沈みましたが、その後も諦めずにトレーニングを続けた成果が、今回の記録、順位に繋がりました。
〇 山内香苗（体育4・観音寺中央）
「自己ベスト更新と優勝を狙っていただけに少し悔しい気持ちもありますが、4年間で1番良いレースができました。こんな気持ちで締めくくることができたのは、指導して下さった先生、ずっと応援してくれた両親のおかげです。ありがとうございました。」
